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個人的な作品価値観

仕事を退職してから今まで忙しくて見れなかったアニメや漫画を読めるようになって、新しいものを見たり読んだり、家にあったものを読み返したりしていて思うことがあったのでまとめてみる。

<多感な時期の記憶ときっかけ>

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母と兄がパチンコが好きで、当時革新的だった突確システム(分からない人ごめんなさい)が搭載された初代のエヴァのパチンコの話からエヴァが気になり、お年玉叩いてDVD全巻揃えてエヴァを見て刺激受けまくったこと。画像検索中に知ったんだけど、初代エヴァは一応マックス機械になるからって分かってはいるんだけど、大当たり確率やばいなぁ。約500分の1・・・。ポケモンの色違い国際孵化レベル。

当時信者だったBUMP OF CHICKENのボーカル、藤くんに似ているとネット上で噂になっていた事から単行本をアマゾンで買った事からハマったいくえみ綾大先生の漫画を読んで刺激を受けまくったこと。

新世紀エヴァンゲリオンいくえみ綾作品に人格形成の中で個人的に最も重要な中〜高の時期に出会って、私の価値観が固定されたんだなって思った。

結論①:ハッピーエンドが嫌い

最初から何が言いたいのかって言うと、そう言う事で。アニメや漫画のシナリオ、ストーリーが公式、とするのならハッピーエンドで終わってしまえばそれが唯一無二の真実になってしまうのがどうにも苦手だった。

 例えば、Aというキャラを恋愛感情的に好きになったとして、そのAがBという女性キャラと結ばれるとしたら、その隙間など一切なくただその2人を外から傍観するだけになってしまう。これは夢女子の宿命だとは理解しています。

では、AはBと結ばれず、Bが死んでしまったとしましょう。あれ?これってワンチャンあるんじゃない?という意味不明なクズ思考になり私はハッピーになります。私が高校生の時にガチ恋してたコードギアスのスザクくんはこんな感じでした。

・・・いや、なんか説明が下手だな。とりあえず簡単にまとめて言うのであれば、公式が全てで公式が用意してしまったシナリオに広がりがない場合その作品を好きになりにくい。と言うことです。

アカギ-闇に降り立った天才 1

アカギ-闇に降り立った天才 1

 

 恋愛絡みでどん底になった時に支えてくれたアカギが完結したんですけど、その完結の仕方が個人的にめちゃくちゃ最高だった。アカギがその後どうなったのか、どう言う人生を歩んだのか誰も知らないって言う形、こうなってしまうと視聴者の妄想し放題、大勝利と言う結果になるので、めちゃくちゃ美味しかった。まあ、数十年後のお話って事で天って言う作品に繋がるんですけど。

結論②:自分の中でifを作る事が出来る作品が好き

以上①と②を書いたら満足してしまった。つまりは、自分がいかにヒロインになれるか、自分がいかに好きになったキャラと妄想の中で恋愛や戦闘が出来るか、って言う事なんだなぁ〜って言う。それをふとお風呂入りながら思っただけなのです。